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部下や同僚に仕事を頼むための、お役立ちテクニック11選!

部下や同僚に仕事を頼むための、お役立ちテクニック11選!

仕事を円滑に進めるためには、周りの人の助けが必要だ。
自分の力でやり遂げるのも重要だが、仕事を抱えすぎて遅れを出すと、他人へも迷惑をかけてしまう。

そこで今回は、『部下や同僚に仕事を頼むための、11のテクニック』として、仲間にうまく仕事を依頼する方法を紹介したい。

『人の助けを借りるのが苦手だ』『同僚が助けてくれない』『部下がやってくれない』こんな人に当記事を贈る。

 

目次

 

話を切り出すときの工夫

タイミングを見計らう

なにか困ったことがあったときに、あなたのタイミングで唐突に話しかけるのはNGだ。

常に、相手の状況を見極めて話を持って行くようにしたい。

例えば、話を聞いてもらいやすいタイミングは、『精神的にまだ余裕のある午前中』『ランチを一緒に摂りながら』『昼休みの終わった直後』『昼下がりの眠たいリラックスした時間』などだ。

逆に、『夕方の終業間際』『朝一番』『昼休み直前』『その他、相手が集中しているとき』などは避けた方がいい。

早めに言う

上記の『タイミングを見計らう』とは矛盾する部分もあるが、重要なことで周囲に助けを求めるなら、とにかく早い方がいい。

もし重要な仕事が終わらず、チームに迷惑をかける可能性があるならば、早いうちに上司や同僚に打ち明けなければならない。

大抵、切羽詰まったときは、問題を過小に考えたくなってしまい、対策が先延ばしになる。

そんなときこそ、まだ救いようがあるうちに、早めにアラートを上げるべきだ

困った様子を表情で伝える

相手に助けを求める際は、困った表情で挑む方がいい。

人間のコミュニケーションにおいては、喋っている内容よりも、その声のトーンや表情によって伝達されることの方が、相手の心に届く

相手にあなたの困った様子が伝われば、『よし、ひとつ助けてやろう』と思ってもらえる可能性が高まる。

表情と声のトーンで伝える』というのは、これに限らず重要な原則でもある。

ギブアンドテイク

他人に助けてもらうためには、『日頃からあなたが他人を助けている』『ギブアンドテイクの精神が職場にある』という前提が必要だ。

自分が困ったときに助けてもらうためにも、日頃から奉仕の精神を持っていたい。

説明するときの工夫

背景を説明する

人間は意義の感じないことをするのが苦手だ。

ただ単にやって欲しいことを依頼するだけでは、『理由はないけど、そこの砂地に穴を掘り続けてみて』と言うのと変わらない。

そのため、『どんな意義のある仕事なのか』『誰がどう喜ぶのか』を説明することで、やる気を出しもらえる可能性が高くなる。

相手を選らんだ理由をつける

こじつけのようなものでもいいので、なぜ、その人に仕事を依頼するのかを説明しよう。

『あなたはパソコンが得意だから』『あなたは英語得意だから』『あなたは仕事が早いから』など、どんなことでもいい。

前向きな理由があると、それがどのようなものでも、相手は納得しやすくなる

プライドをくすぐる

相手によっては、プライドをくすぐるという方法もある。

『○○さんならできると思ったけど、やはり難しいみたいですね。なにか、ヒントだけでも頂けると助かります。そうか、困ったな』

などと、(嫌みにならない程度に)言っていれば、『分かりました、やってみますよ』という声が聞こえるかも知れない。

強制はしない

強制された仕事や断りにくい仕事は、『無理矢理押し付けられた』という印象になり、やってもらいにくくなる。

期限に余裕があるならば、まずは『時間があるときに、気が向いたら……』くらいにしておくと、助けてもらえるかも知れない。

どうしても頼みたいことだったら、弱めのニュアンスで、何回かに分けて相談するのがおすすめだ。

仕事の期限については、プレッシャーによるマイナス印象を避けるために、『あえて明示しない』という方法もある。なんにしても、あらゆる仕事に対して理由もなく期限を付けまくる必要はない。(期限がないと進まないようなつまらない仕事&期限を他人に制御される状況自体を回避できないか考える)

終わったあとの工夫

心から感謝して褒める

ありがとうございます』『助かりました』これを心から言おう。

人は、他人に喜んでもらえるのがなにより好きなのだ。
きちんと感謝の気持ちを伝えれば、またあなたの頼みを聞いてくれやすくなる。

言い続けるうちに、あなた自身も、他人に敬意を払い、感謝できるようになれる。

ダメ出しはクールダウンしてから

仕事の結果に気になることがあっても、すぐにダメ出しをはじめてはいけない。
(これをやってしまう人は、マネジメント初心者だと言える)

まずは感謝して成果を受け取り、頃合いを見て、直して欲しい箇所を伝えるようにする。

どんな正論であっても、作ったものを否定されるのは辛いことなのだ。
そういう意味でも日頃から、他人の仕事を認め、尊敬する気持ちを持っていると楽だ。

謝辞と宣伝

仕事について成果が出たら、さり気なく、『○○さんに助けて頂いたからこそ、仕上がりました』と、宣伝を忘れないようにする。

すると、依頼された側は、『あの人はきちんと助けてもらった恩を覚えている人だ』と思ってくれ、以後も助けてくれるようになる。

注意点

注意点

あなた自身が楽をするためだけに、周囲の人を巻き込み続けるのは考えものだ。
自分の都合ばかりを考えて周りに仕事を押しつけていると、いつか相手にされなくなり、居場所がなくなる。

だからこそ、以下のような目的のために今回のテクニックを活用して頂きたい。

  • 負荷を分散してチームの総合的な能率を上げる
  • どうせ依頼をするなら、可能な限りお互い気持ちよく進められるように

こんな前提で仕事をしていれば、よい職場環境を作っていけることだろう。

一方で、世の中には人を操るための(安っぽく作為的な)心理学テクニックがあふれている。(当記事もまったく当てはまらないとは言い切れないが……)

露骨な心理学手法を仕掛けすぎると、相手に警戒され、気持ち悪がられるから注意が必要だ。

まとめ

今回は、部下や同僚に仕事をうまく依頼するための、11の方法を提案させてもらった。
役立ちそうなものはあっただろうか?

あなたの仕事の参考になればなによりだ。

他人とコミュニケーションを取りながら仕事を進めるのは、本当に難しいことだ。

だからこそ、仕事の受け取り方やお願いの仕方を、自分なりにこれからも追究していきたいと思う。

それではまた。

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